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テニスLB面白半分日記 LB(レーザービーム)は所属サークルでの通称。周囲(サークル仲間)からは嘲笑されているにもかかわらず、うぬぼれ屋の本人は気に入って自称しており、自己中心的な戦歴を勝手気ままに記載している。

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090412 らふにベロベロ

 「裸婦にべろべろ」と思った人!何かんがえてるんですか?ラフ2ベロベロが正解。残念でした。
 昨日はこのブログにも何回か登場しているたわし兄と昼前に後楽園で待ち合わせ。たわし兄とは先月初旬に月島で飲みながら、「次はラフマニノフにするか?」と約束して以来。早速居酒屋へ。今日のプログラムはメインがラフマニノフ交響曲第2番。LBもたわし兄もクラッシクおたくで、学生オケの先輩、後輩の間柄だが、何故か卒業は同じ。思い返せば卒業以来ここ30年弱ひたすら一緒に飲み続けたカルテット仲間の桜子(090401 sakurafubukiで登場)とドボハゼシローにも声をかけたがかなわず、結局2人で乾杯。世間一般の感覚ではオーケストラというと山の手上流のイメージだが、オケの常識はひたすら酒酒酒で、定期演奏会の打ち上げは阿鼻叫喚、はげ山の一夜となる。
 サブのアランフェス協奏曲はギターの音色がいまいち。休憩後、いよいよラフ2。指揮は大阪出身の金聖響、伸びやかで情緒的な構成が期待できる。東北地方の鉛のような低い夕空を連想させる一楽章、冬の吹き殴るような雪模様の二楽章。そしていよいよお待ちかねの三楽章。指揮者の棒がなかなか動かないと思っていたら、ゆっくりとビオラに向かって棒が落ちた。ビオラの3連符にのって、クラリネットの虚無的な甘いソロが延々と続く。壮絶な冬との戦いで失われた命への鎮魂歌。そしていよいよ弦楽器が、それでも湧き上がる春の命の息吹を最初はそっと、失われた命を後悔するように歌いだすが、こみ上げる生の躍動は抑えきれず、それからの15分はただ、ただうねるような弦楽器一面の春の命の爛熟。誰もいない草原を春の命が透明な風に吹かれて渡り行く。長く長く半年以上も雪に閉じ込められる北国の6月は息つくまもなく一気に花開く、生の競演。最後はホール全体に春を歌い尽くして、静かにゆっくりと透明な弦楽アンサンブルは消えていった。ラフマニノフ交響曲第2番第3楽章 アダージョ。その後の純米銘酒にも酔いあげてベロベロ。春爛漫のダブルパンチで昨夜はダウン、いい宴騒会でした。
日記 | 投稿者 LB 22:31 | コメント(0) | トラックバック(0)